抗体最適化:アフィニティ・マチュレーション 2024/07/22
サービス概要
アフィニティ・マチュレーション(Affinity Maturation)は、まだ親和性成熟といいます。抗体と標的抗原への結合強度を向上させるために使用されます。抗体最適化方法の1つです。 これは、哺乳動物のB細胞における体内でのソマティックハイパーミューテーションとクローン選択によって自然に行われますが、治療目的のために実験室内でのミュータジェネシスと選択によっても行われることがあります。
FCMES-AMTM (Full Coverage Mammalian Expression System for Affinity Maturation) は、Biointronの特許プラットフォームです。CDR領域内の各アミノ酸は、システインとメチオニンを除く17種類のアミノ酸に均等な割合で変異させます。クローンは哺乳類系で発現され、最初のテストとしてELISA結合アッセイが実施されます。これに続いて、さらなる親和性測定のためにSPR (surface plasmon resonance)またはFACS (fluorescence-activated cell sorting) が行われます。
Biointron社の専門チームにお気軽にお問い合わせください。私たちのプラットフォームが、より優れた性能のためにあなたの抗体の親和性を向上させる方法を探るお手伝いをいたします。
私たちのプラットフォームにより、抗体の親和性を向上させ、優れた性能の抗体を提供します。お気軽にお問い合わせください。
サービスの特徴
作業フローチャート
サービスの詳細
ステップ | 詳細 | 納品 |
配列デザイン | ・CDR領域におけるノーバイアス部位飽和変異誘発(CDR領域の各アミノ酸について17個のアミノ酸変異体すべて) | |
ホット・スポットの特定 | ・哺乳類におけるハイスループット発現システム (FCMES-AMTM) ELISA検出 |
ELISA測定結果 |
ホットスポットの組み合わせ | ・哺乳類におけるハイスループット発現システム (FCMES-AMTM) ELISA検出 |
ELISA検出 |
抗体発現とアフィニティー検出 | ・抗体発現とアフィニティー精製 ・Biacore Full KDまたはFACSによるアフィニティ確認 |
・精製抗体 ・プラスミド配列 ・アフィニティー検出結果 |