ミトコンドリア移行性ペプチド / mitoNEET-(RH)9 2024/05/13
mitoNEET-(RH)9は、「ミトコンドリア移行シグナルペプチドmitoNEET」と「細胞膜透過性・プラスミドDNA結合性ペプチド(RH)9」を融合した機能性ペプチドです。mitoNEET-(RH)9は、様々な遺伝子複合体を形成し、ミトコンドリア選択的に遺伝子を送達することができます。この送達システムを利用することで、様々なタンパク質を発現する遺伝子をミトコンドリアに導入可能となり、ミトコンドリア病の治療への貢献や、ミトコンドリアDNA編集技術への応用が期待されています。
機能性ペプチドとプラスミドDNAからなる複合体によるミトコンドリアへの遺伝子輸送
(出所:理化学研究所プレスリリース)
(出所:理化学研究所プレスリリース)
Code | 品名 | 容量 |
3435-v | mitoNEET-(RH)9 | 0.5 mg |
mitoNEET-(RH)9は、理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターバイオ高分子研究チームの沼田圭司チームリーダー(京都大学大学院工学系研究科教授、慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授)、吉永直人基礎科学特別研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任助教)らの共同研究グループによる研究成果です。本製品は研究用試薬であり、研究目的以外の使用については理化学研究所からの許諾が必要です。