γ-glutamyl cyclotransferase活性測定試薬 “LISA-101” 2019/08/20

グルタチオンの代謝に関与する GGCT(γ-glutamyl cyclotransferase;遺伝子名 C7orf24)は、がん組織やがん細胞株に高発現する酵素で、新規がんマーカーとして注目されています。LISA-101 は、GGCT の酵素活性を蛍光強度にて簡便に測定できる蛍光基質です。酵素反応により無蛍光性の LISA-101 から、蛍光物質レソルフィンが放出されます。なお、LISA-101 を用いて GGT(γ-glutamyl transpeptidase)の酵素活性も測定できますが、その反応性は GGCT よりも低いと考えられます。また、GGT 特異的阻害剤存在下で LISA-101 を用いて酵素活性を測定することにより、GGCT だけの活性を測定することができます。ただし、細胞破砕物を用いた実験をされる場合は、共存する GGT の影響など細胞種によって個別の注意点がありますので、お気軽にお問い合わせください。
 
※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。
 

Code 品名 容量
3234 LISA-101 2 mg

 
γ-Glutamyl cyclotransferase(GGCT)とは?
LISA-101を用いた実施例
LISA-101を用いた実験で得られたデータ
 
 


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