Amyloid β-Protein (Human, 1-40) [HCl Form]
塩酸塩型Amyloid β-Protein (Human, 1-40) 販売開始!
トリフルオロ酢酸塩型に比べより短時間でβ構造への変換が起こります
Amyloid β-Protein (Aβ)はアルツハイマー病患者の脳に見られる老人斑に蓄積することが知られています。当社では Aβ関連製品を下記の通り販売しています。最近 Aβのトリフルオロ酢酸塩型ペプチドに比べ塩酸塩型ペプチドが神経細胞障害を起こしやすいとの報告が発表されました。[J. Neurochem.,65, 2585 (1995), ibid.,68, 438 (1997)]
当社においても、Aβ (1-40)の塩酸塩型はトリフルオロ酢酸塩型 (コード 4307-v) に比べβ構造への変換がより速やかに起こる事と、神経細胞障害活性もより短時間で発現する事を確認しました。
今回発売を開始した Aβ (1-40) [HCl Form] は、純度検査で高純度である事を確認しています。さらに、構造がランダムコイルであることも確認しております。また、この製品は、当社が用いた条件では、 24時間後にはほぼ一定のβ構造へ変換することもわかっています。(詳細については当社営業部カスタマーサポート係までお問い合わせ下さい)
当社ではこのような製品を販売することにより製造ロットが変わることに起因する溶解度、活性のばらつきが無く、ユーザーの皆様に安心してご使用いただける製品を提供できるものと考えています。
コード | 製品名 | 容量・包装 |
4379-v | Amyloid β-Protein (Human, 1-40) [HCl Form] | 0.5 mg vial |